ココロノコトワリ

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情報過多や押しつけ教育が生み出した クローズドな子どもたち

あなたは子どもに何でもかんでも押しつけていませんか?
愛情と過保護は違います。
あまり押しつけが過ぎると、
子どもは人との面倒を避けようとして心を閉じてしまいます。

 

若者や子どもたちのなかに年々「クローズ人間」
が増えているような気がします。

クローズ人間とは、
体を硬直させる、前かがみになる、
腕で自分の体を包み込む、
他人と視線を合わせない、
表情に乏しいなどのポーズをとって
外界と接触を拒む人のことをいいます。

このようなクローズ人間が増えたのは、現代社会に私たちの処理能力の限界をはるかにオーバーした情報が氾濫しているためと考えられます。
心理学でこのような状況のことを「過剰負荷環境」といいます。

アメリカの社会心理学者、スタンレー·ミルグラムは、人が過剰負荷環境へ置かれたときの順応方法を4つに分けて分析しています。
これを見ると、現代の若者や子どもたちの
行動にぴたりと当てはまります。

 

①情報をできるだけ短時間で処理しようとする

知らない人に道を尋ねられた場合、
必要最小限のことだけを手短に伝え
ようとします。敬語をはじめとする
不要な単語は削除しますから、無愛
想な受け答えになります。

 

②必要な情報だけを選び、重要ではない情報は排除する


同じ電車やバスに乗り合わせた人には注意を向けないで無視する。
お年寄りがが目の前でつらい表情を浮かべていても知らんぷりです。

 


③責任を他人に押しつけて回避する

人込みを歩いていて肩がぶつかっても、

それは避けなかった相手が悪いんだ
と決めつけます。また、公共の建物が壊れているのを見つけても、「誰かが連絡
するだろう」と考えます。

 

④相手に直接接触せず、社会的な仲介機関を利用する


学校やクラスメイトと問題が起きても自分では解決しようとせず、両親など第三者を介入させて直接接触しません。
クローズ人間を生み出すもうひとつの原因となっているのが、幼少期の押しつけ教育(押しつけ的かかわり)です。自分が何も主張しなくても親が何でもやってくれたため、人との面倒なかかわりを避けたいと考えるようになってしまうのです。